Jポップアーティストはその音楽だけでなくファッションやメイクに至るまで、大きな影響力を持っています。今では日本だけでなく世界中に何百万人ものファンがいます。
Jロックはもともと、洋楽のロックバンドをコピーしただけの存在でしたが、次第に複数のサブジャンルに分かれていきました。それぞれのジャンルには独自のサウンドやテクニックがあり、海外のものとはひと味違う日本的な特徴も持ち合わせています。
1990年代に登場したJポップは日本で最も人気がある音楽ジャンルですよね。そして今では、音楽のジャンルというより、生き方そのものになっています。これまで、バンドや歌手として「アイドル」が次々に生み出されてきました。
2010年代まで、日本の曲と言えばJポップやJロックでしたが、近年ではヒップホップが一躍日本の音楽シーン、特に東京の音楽シーンに躍り出ました。渋谷のようなおしゃれな街を歩いていると、その影響を感じずにはいられません。
Jポップとは正しくは日本のポップスを指しますが、ロック、R&B、ヒップホップなど、一般的に「ポップス」には分類されない幅広いジャンルも含まれます。ポップという言葉が使われ始めたのは、1980年代後半から1990年代前半のことです。私たちはこれまでに岡崎正美、瀬尾良太、佐藤康弘、山下アイカなど、数多くの日本ポップアーティストを生み出してきました。